不動産の売却を依頼をしたい!全国的に有名な大手不動産会社と地元の不動産屋ではどちらがおすすめ?

      2018/03/23

不動産仲介は全国規模で展開している大手不動産仲介会社と、地元に根付く地域密着型で活動している不動産仲介の2つにわかれます。大切な不動産の売却を成功させ、満足価格で売却するためにはどちらを選ぶべきなのでしょうか?

不動産売却の依頼は大手?それとも地元不動産会社?

不動産仲介会社と聞いて、あなたが想像する会社はどういった会社でしょうか?

多くの人は三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介・三井住友トラスト不動産・三菱東京UFJ不動産・みずほ不動産販売などといった大手の不動産仲介を思い浮かべると思います。

上で紹介した不動産仲介会社は日本の仲介手数料収入ランキングの上位8社なんですが、テレビコマーシャルなども頻繁に行っていますし、旧財閥系の名前が入っていることから知っている人も多いですよね。

ただ不動産仲介業をおこなっているのは大手不動産仲介だけではありません。地域に根差して信頼を得ている地元密着型の会社もたくさんあります。

地元に根差して活動している不動産仲介は売上規模でくらべれば大手不動産会社には太刀打ちできませんが、地元の強いネットワークを気付き大手不動産の支店よりも強い販売力とコネを持っている会社もあります。

知名度の高い大手不動産仲介だけじゃなく地域密着型の不動産仲介会社も無視できませんので、売却の依頼先の候補に入れておきましょう。

大手不動産仲介にも地元不動産仲介にもいいところと悪いところがある

大手不動産仲介会社にも地元不動産仲介会社にもメリットデメリットがあります。

どちらか一方に偏ってみるのではなく、いいところと悪いところを知ってまずは双方の不動産仲介に相談してみましょう。

大手不動産会社のメリット・デメリット

まずは大手不動産会社のメリットとデメリットをご紹介します。

このあとに地域密着型の不動産仲介会社のメリット・デメリットを紹介していますので両方を比較してみて依頼先を考えてみてください。

メリット1>コンプライアンスに厳しく営業に抑えが効いている

大手はコンプライアンスにとても厳しいです。一昔前のように”夜討ち朝駆け”や”しつこい電話”といったような倫理的に問題のある営業は行いません。

中には悪い人間もいますから”全くのゼロ”というわけではありませんが、一般的な住宅の売買で不正をするのはリスクに見合う報酬が得られませんので、不正を働く動機が弱くなっているのは間違いありません。

メリット2>知名度が高く、既存顧客のストックが多い

大手不動産仲介ではテレビコマーシャルやネット広告など、広告宣伝費に十分な資金をかけて集客をしています。

店の知名度が高いので売却から購入のお客さんまで、幅広く顧客を集めることが可能です。

既存のお客さんがいれば、販売開始から時間をかけずに売却が可能になることもあります。

不動産の販売は長引いていいことはありませんから、お客さんをたくさん抱えているのは、売却主からみれば安心できる材料になります。

メリット3>社員教育に費用をかけ営業担当の質を一定程度担保している

大手の不動産会社は社員教育にお金をかけています。研修などが充実していますし、営業担当者の質はある一定程度以上を担保しています。

もちろん研修をすれば誰でも一人前になれるわけではありませんが、一定のラインを超えた社員が在籍し売却のサポートをしてくれます。

メリット4>顧客が多く口コミや評判をチェックしやすい

顧客が多いので良いにつけ悪いにつけ、ネット上での口コミや評判がチェックしやすのも特徴です。

ただし匿名での情報は悪評判の方が圧倒的に多くなってしまいます。

良い対応をしてもらった人はわざわざ書き込む動機がないため、いい口コミが少なくなってまっているのが現状です。

悪い評判だけに惑わされることなく、実際に自分で相談に行ってみての印象で決めると良いでしょう。

デメリット1>融通が利かない

大手不動産の場合社内ルールも厳しく、法務も別で存在しているため規則に従った対応が多くなります。

不動産の売却において規則どおりに行ってくれるのは安心できることが多いですが、融通を聞かせてほしい場面も多々あります

全く融通が利かないわけではありませんが、組織が大きいためどうしても対応が固くなりがちになってしまっています。

デメリット2>手数料交渉が難しい

大手の不動産仲介は手数料の交渉が非常に厳しいです。

手数料を割り引くぐらいなら契約を断るような営業所も存在しているほど。

ただ全く可能性がないのか?といえばそんなこともありません。

大手の不動産仲介会社には営業所全体でのノルマがあります。

月単位でのノルマなので、どうにかして月内でノルマを達成したいとなれば多少手数料を割り引いてくれることもあります。

言うのはタダですから、とりあえずの気持ちで手数料の値引きを交渉をしてみるのは決して悪いことではありません。

デメリット3>担当者の移動がある

会社にもよりますが、支店がたくさんあるため移動が頻繁におこります。

癒着などを防止するためというのもありますが、トラブルになるとわざと移動させて担当者を保護するという可能性もあります。

担当者が移動してしまうとトラブルの解決に時間がかかりうやむやになってしまうこともあり得るのは少し心配な点になります。

デメリット4>地元とのつながりが薄い

上記でも書いたように大手不動産仲介では定期的に営業マンの移動が行われますので、必然的に地元とのつながりが浅いものになってしまうのは仕方がありません。

不動産はその名の通り、動かない資産なのでその地域とのかかわりが非常に大切になってきます。

近隣の雰囲気、過去に起きた事件、事故、町の風土や雰囲気など地域密着だからこそ知っていることがたくさんありますが、つながりが薄いと情報や知識も薄くなってしまうということは理解しておきましょう。

地域密着型の中小不動産仲介会社のメリット・デメリット

地域密着型の地元不動産仲介会社にも良いところと悪いところがありますので確認してみてください。

メリット1>地域に根付いている

地元不動産会社の一番のメリットは地域に根差していることです。

同じ場所でながく不動産を扱っていると、地元の名士や地主とのつながりも深くなってきます。

地元出身の営業マンも多いため土地勘がバッチリで、地域の状況を良く知っている便りがいのある担当者が多いです。

地元の雰囲気、幼稚園や小学校などの情報、治安状況などより詳しい情報を得ることができるはずです。

メリット2>地着なので下手なことができない

地元密着で長く不動産業を続けていくためには、地域に愛されていくのがなによりも重要です。

地元での評判は地域密着型の会社では死活問題になりかねますから、下手な商売をすることができません。地元密着の会社は変な噂がながれたら商売の終わりを意味してしまうんです。

不動産の取引を行う以上どうしてもトラブルは発生しますが、トラブルに誠実に対応しているからこそ長く営業ができていると考えることができます。

メリット3>営業が辞めない限り営業担当と末永く付き合える

営業担当とは永く付き合える関係がベストです。

不動産を売却することがあれば購入することもあるでしょう。その不動産をまた売却したり、賃貸に出したりする可能性もあります。

大手のように支店間での移動が少ない地元の不動産会社の営業担当なら、末永く付き合うことができます。

営業担当も移動がないことを理解していますから、トラブルのないように誠意をもって接客を行いますし、万が一トラブルがあってもトラブルの解決に全力をつくすバイアスが働きやすいというメリットがあります。

メリット4>地域の情報が豊富

長年その地域で不動産売買を行っていれば、地域の情報も豊富にあつまってきます。

また地主さんや地元の名士などとも縁があり、その情報力は大手不動産をしのいできます。

もちろんすべての地元不動産会社が豊富に情報を持っているわけではありませんが、売買仲介で長くやっている会社であればまず間違いなく多くの情報を持っていることでしょう。

大手の知らない情報、知らない顧客をつかんでいることも少なくありません。

デメリット1>知名度が低い

大手のように広告宣伝費をかけれませんから、知名度は低いです。

しかし大手不動産仲介のほうが既存のお客さんがいるかといえば、そんなこともないのが実情です。

大手の不動産仲介にいったお客さんは、ついでに地元の不動産屋に流れてくるようなことは良くあることです。

何件も不動産屋を回るお客さんは購入意欲の高いお客さんですので、必然的に質のいいお客さんを多く抱えている可能性が高いのが地域の不動産仲介の特徴です

デメリット2>不動産会社によって得意、不得意が分かれる

不動産会社にも得意、不得意の業務分野があります。

地元にある不動産屋の場合、賃貸の仲介や管理が主要で、売買の経験が薄い会社が結構多いです。

駅の周辺を歩いてみると分かると思いますが、「この不動産屋さんってやっていけてるのかな?」というような会社がたくさんあります。

自社の不動産管理だけで食べているところも少なくないので、このような不動産会社を選別するのが少し面倒になってしまいます。

地元の不動産会社を選ぶときは良く調べてからの訪問するようにしましょう。

デメリット3>売買取引がメインの不動産仲介を探すのが面倒

前項で書いてあるように不動産会社といっても得意・不得意が分かれるので、不動産を売却を依頼するときには売買に強い会社を探さなければいけません。

ネットである程度不動産会社のあたりをつけて、実際に訪問することになりますが結構面倒な作業です。

大手不動産ならどこも経験豊富ですが、地域密着の地元不動産仲介会社選びでは売買に慣れた不動産屋を探すのが面倒になってしまうというデメリットがあります。

まとめ

大手不動産仲介にしろ地元密着型の不動産仲介にしろどちらもメリット、デメリットがあります。

また担当者の質によっても大きく違ってきます。どちらが良くてどちらがダメだとは一概には決められません。

まずは大手不動産会社と地域密着型の地元不動産会社の両方に相談してみることをおすすめします。

相性の良いところが見つかったらその不動産会社に売却依頼するのが間違いありません。

売却の際には一括査定という方法もあります。大手から地元の不動産会社まで売却を得意としている不動産仲介会社が査定を行ってくれます。

まずこれらで査定を行ってから相談に行くという方法もいいでしょう。

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