不動産鑑定士はなにをしてくれる人?

積み木の家と計算機

      2016/05/26

不動産鑑定士は国道交通省が実施している国家資格です。不動産鑑定士の業務は主に不動産の評価を行うことです。

不動産は条件によって大きく価格に差がでてきますので、机上で学んだ知識だけでは正確な価格を評価することができません。

そのため資格試験に合格するだけでなく、実践での経験が必要不可欠になってきます。

不動産鑑定士になるためには試験合格後に、実地での経験を積んではじめて国土交通大臣が認める不動産鑑定士になることができます。

不動産鑑定士の業務

不動産の評価

不動産鑑定士の主な仕事内容は不動産の評価です。不動産は立地条件などが違えば価格も大きく違ってきます。

隣同士でも金額が大きく異なることは不思議ではありません。

そのため不動産の適切な価格を一般の人が把握するのは非常に難しいです。

そこで不動産鑑定士が近隣の相場、不動産の状態、過去の事例などを踏まえて評価を行います。

不動産鑑定士が行う評価には2種類あります。ひとつは公的機関が実施する公示価格などの評価です。

具体的には年1回発表される公示地価や路線価、都道府県地下調査の評価などです。

公的機関からの依頼ということでいえば競売による不動産の評価なども行います。

もうひとつは民間から依頼されるケースです。不動産売買の際に適正な価格を知っておくために評価の依頼がきたりします。

他にも銀行が担保にする不動産の評価や企業の所有不動産の評価、不動産相続の対象となっている物件の評価や相続配分についてのアドバイスなども行っています。

不動産コンサルティング

不動産鑑定士は不動産の高度な知識を持つ資格です。

蓄えた知識に加えて実務経験を積んだ鑑定士は不動産のプロフェショナル中のプロフェッショナルになっていきます。

そのような鑑定士の経験を活かして不動産のコンサルティングを行います。

具体的には不動産投資コンサルティング、収益物件のコンサルティング、不動産の証券化にかんするアドバイスなどがあります。

不動産売却の際に依頼する必要は?

一般的な住宅の売買であれば不動産鑑定士に依頼する必要はありません。

もちろん参考として調べるために依頼するのであれば問題ありませんが、それなりの費用もかかるのでその分のメリットはあまり感じられないでしょう。

一般住宅などの場合は頻繁に売買が行われているので、やはり地元の仲介業者の方が相場を良く知っています。

実勢価格という面では鑑定士より仲介の方が正確でしょう。それでもセカンドオピニオン的に相談したいのであれば、各都市で行われている無料相談などを利用してみるといいでしょう。

一般住宅の売買以外の相談、例えば相続や収益物件の相談などは積極的にしてみることをお勧めします。

まとめ

不動産鑑定士とは高度な知識と経験を持つ国家資格です。

不動産鑑定は土地の評価やコンサルタント業務を行います。

一般的な売買であればあまり縁はありませんが、賃貸物件や収益物件などの相談は説教的に行ってみましょう。

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