築30年以上の戸建住宅を売りたい!建物の価値はどれぐらい?

虫眼鏡で戸建住宅を除く

   

建物は使用した日からどんどん価値が下がってしまいますが、まだまだ綺麗な住宅でも価値はなくなってしまうものなのでしょうか?今回は築30年以上の不動産の価値について書いていきたいと思います。

木造戸建ての価値は20年まで?

木造戸建ての価値は20年しかないと言われることがありますが、これは税法上の耐用年数でそのように定められているためです。

国税庁が定めている耐用年数表には建物の耐用年数が定められており、木造住宅は22年、鉄筋コンクリート住宅は47年とされています。

耐用年数は減価償却の計算をするときに必要なもので、実際に今使われている住宅の状況などは一切加味されず、一律で年数が区切られてしまいます。

しかし一般的に木造住宅が22年で使用価値がなくなるのかといえば、普通はそんなことありませんよね。

綺麗に使っている家であればデザイン上は古く感じることはあっても、使用できないほど劣化するようなことは稀です。

20年でも30年でもしっかりメンテナンスをして居れば、使用上に問題はなく住めることでしょう。

そうなると、築30年以上経過している家でも、いくらか価格がつく可能性がでてきます。

しかし日本の不動産市場を考えたら、まず値段がつかないと思っていいでしょう。

欧米と日本の中古戸建への考え方の違い

海外ではリフォームやリノベーションが当たり前です。

引っ越すときは家具なども置いていくのが当たり前で、百年前の椅子が普通においてあったりするわけです。

中古住宅を購入する新しい所有者も、歴代の所有者が大切にしてきた家をさらに価値のあるものにするという感覚が育っています。

そのため築年数で家を判断するのではなく、家の歴史や雰囲気をみてお金を払う風土があるんですが、日本ではこういきません。

日本は築年数重視の価値観

戸建住宅を探しているお客さんというのは、家をみるときの尺度が”築年数”になります。

日本人は新しいものが好きで、車の新車のほうが断然価値があります。

さらにあくまで個人的な考えですが、地震や台風など天災の多い日本では新しい方が安全だと考える人が多いのだと思っています。

阪神淡路大震災や東日本大震災戸建住宅などは地震に弱い古い木造住宅が多く崩壊しました。

安全面を簡単に図る尺度として築年数はとても便利なため、日本では築年数が戸建住宅の価値を図る尺度になったのではと考えています。

戸建住宅の実際の価値を見定める方法

中古戸建の価値が著しく下がり、十分居住が可能な状態にもかかわらず物件が売れない…

このような状況が増えてきていますが、最近では中古戸建の価値をより正確に判断して、市場価値を与えるようなサービスも登場しています。

スムストックというサービスですが、スムストックは簡単にいえば戸建住宅の建物をしっかり査定し、建物本体と附属設備の価値を分けて考えようというものです。

建築メーカー大手10社が参加しているあたらしい試みですが、築30年であれしっかりした価値を付けて売却することができるサービスです。

建物は古いけどまだまだ使えるし…という方は一度チェックしてみるといいかもしれませんね。

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