一軒家をできるだけ高く売りたい!売主ができる5つのこと

家を売るときの願いはただひとつ。長年住み慣れた家を高く買ってくれる人が現れてくれることですよね。
売主にとっては長年の思い出詰まった家です。それなのに安い値段で買われたら、悲しい気分になってしまうもの。
思い出のつまった家を高く売るために、売主ができることは数少ないですがその分しっかりやって買取価格をアップしてましょう。
庭を綺麗にしておく
もし売却する予定の家に庭があるようなら、庭の掃除をしておきましょう。
雑草がボウボウに生えていて、ところどこに壊れた植木鉢。粗大ごみが放置されたまま捨てられていない。
枯れた木はよこたわり、玄関までは草をかき分けていかないとたどり着かない。
これでは査定にくる不動産会社は低く査定せざる負えないですし、見に来るお客さんもお金を払う気にはなりませんよね。
庭はお客さんの第一印象を決めてしまいます。完璧に綺麗にされている必要はありませんが、悪魔の館の荒れ果てた庭のような状態は解消しておきましょう。
部屋の中を綺麗にしておく
お庭の次にお客さんがくるのが部屋の中ですね。
部屋のなかを綺麗にするのは当たり前なんですが、家具や荷物が多く部屋の中にぎっしり詰まっているときには処分してしまうというのも一つの方法です。
部屋の中に荷物があるとごちゃごちゃして汚く見えますし、狭く見えてしまいます。
マンションの内見について書いたときにも同じことを書いていますが、印象をよくするためにはとにかくスッキリさせること。
部屋に開放感がでますし、明るさがでます。
・部屋を綺麗に掃除
・いらないものは処分
この二つを実行するだけで、部屋の印象はかなり良くなります。
家の築年数が古く解体する前提だとしても、部屋を綺麗にしておくと中古住宅としてほしがるお客さんが現れる可能性もあります。
周辺の相場を調べておく
高く売るためには自分で情報収集することの大事です。
一番手っ取り早いのはネットで検索する方法。
スーモやホームズ、アットホームといった不動産情報サイトにいって、売却したい物件の周辺にどんな物件がでているのか確かめてみましょう。
注意したいのはこういった不動産情報サイトの場合、あくまでも”販売価格”だということ。
実際にその値段で売れている訳ではないので、それよりも多少は安くなるイメージを持っておくといいでしょう。
実際の成約価格のイメージを掴むためには、レインズマーケットインフォメーションというサイトを活用します。
こちらは不動産業者専用の不動産売買データベースから実際に行われた取引価格を知ることができます。
個人情報保護の観点から完全な物件の場所を知ることはできませんが、相場を感じることはできるので是非チェックしてみてください。
家の内見要望には積極的に応じる
家の内見要望には積極的に応じるようにしましょう。
不動産は一生に一度レベルの高額な買い物です。
買う方も慎重になるのはあたりまえ。
まだ住んでる物件を内見させるのは非常に抵抗があると思いますが、高く売るためには積極的に内見の要望に応じましょう。
もし内見するお客さんに会うのが嫌なのであればわざわざ会う必要もありません。
不動産会社の担当者にまかせてしまいましょう。
不動産一括査定を活用する
最後のポイントですが、高く売るためにはこれが絶対に必要です。
不動産の一括査定で高く売る熱量のある会社に物件をお任せしましょう。
不動産の査定はあくまでも”このぐらいで売れると思います”という金額にすぎません。
実際にその値段で売れるかわかりませんが、少なくとも安く査定してくる業者では高く売ろうとする努力をしません。
媒介契約を取る目的でやたらと高い査定をしてくるのも問題ですが、弱気な査定もまた売主の利益を損ないます。
査定額が安いのか高いのかというのは、1,2社の査定じゃわかりません。
複数の不動産会社に査定をしてもらい、かつ自分で調べた相場観と照らし合わせて信用できる不動産会社を見つけましょう。
はっきりいってしまうと、5つ紹介したポイントでなにより重要なのがこの一括査定です。
他の4つはしなくても一括査定をするだけで売却額で100万、200万の違いがでるのは普通です。
最初は6社7社とのやり取りをするのが面倒に感じるかもしれませんが、そんなのはたった2,3日の苦労です。
売却額が高くなることと比べれば、全然たいしたことではないですよ!