住宅ローン返済が厳しくなってきたら

お金で苦悩するビジネスマンのクレイアート

      2016/05/27

住宅ローン返済で苦しい思いをしてるなら

人生どんなことがあるかわかりません。

住宅ローンを組んだときは仕事も順調でローン返済に問題が無いと思っていても、その後の状況でローンの返済が厳しくなってくることは珍しくありません。

景気がよく不動産市場が賑わっていると、銀行などの金融機関は多少無理そうな収入と返済計画でもどんどん住宅ローンの審査を通してしまいます。

しかし、景気が落ち込んでくると、給料が下がったり、リストラされたり、退職金の減額をされたりと様々な影響で当初の計画では住宅ローンを返済することができなくなってしまいます。

返済が厳しくなって滞納などになれば、競売でマイホームを失うことも考えられます。競売にかかれば不利益な条件で家を手放すことになってしまいます。

住宅ローンの返済が厳しいときにはできるだけ早く行動することが重要です。

今の自分の状況を考えてどのような対処方法があるのかを理解して、迅速に行動しましょう。

返済条件の変更

まず検討するべきなのは返済条件の変更です。

住宅ローンは金融機関や住宅金融支援機構といった大きい会社や団体が相手なので、条件の変更などはできないのでは?と考えがちです。

しかし、最近では金融機関も柔軟になってきており交渉することで返済条件の変更に応じてくれるケースも増えてきています。

金融機関としても貸したお金が戻ってないよりも、条件変更で返済してもらえるならその方がありがたい訳です。

1、2か月程度の滞納までであれば金融機関も相談にのってくれるでしょう。相談することは恥ずかしかもしれません。

しかし、少し条件を変更するだけで返済を続けることができるのであれば絶対に相談するべきです。

厳しいまま支払いを続けていくと、その次はローン返済の滞納になってきます。

滞納が続けばマイホームを差し押さえられ、最終的に競売にかけられてしまいます。

競売での売却にあまり良いことはありません。平均売却価格は市場の55~70%と言われるています。

また、強制退去処分にもなって家を放り出されてしまう可能性もあります。

キズは浅いうちに対処するのが基本です。まずは住宅ローンを借りている金融機関に条件変更の相談してみましょう。

任意売却

金融機関に相談しても条件変更が不可能だったり、すでに滞納していて債権者が金融機関から保証会社に代わってしまっているような場合には任意売却を行うべきでしょう。

任意売却は『期限利益の喪失』がおこって債権者が金融機関から保証会社に代わった段階で開始することができます。

任意売却の良いところは市場価格で売却できるところです。先ほどのとおり、競売では市場価格の55~70%での売却になってしまいます。

これでは保証会社も回収金額が低くなってしまいます。任意売却の場合は市場に合わせた販売価格で売り出せるため保証会社としても損はありません。

また売主にもメリットがあります。競売は売却金が強制的に債権者に配分されてしまいます。そのため引っ越しなど今後の生活費用は与えられません。文字通り放り出されてしまいます。

しかし任意売却は債務者と債権者の合意で行われますので、引っ越し資金と多少の生活費用を確保できるケースが多いです。

もしあまりに住宅ローンの支払いが厳しく、売却せざるを得ない状況でも競売に行く前に、まず任意売却を選択しましょう。

まとめ

住宅ローンの返済が厳しくなったら、まずはローンを借りている銀行などの金融機関に相談しましょう。

とくに返済条件を変更すれば間違いなく今後も返済できそうな場合は、必ず相談してみましょう。

金融機関も回収不能よりは返済を続けてもらったほうが利益になりますので、まずは自分の今後を考える意味でも返済条件の変更を検討しましょう。

金融機関が返済条件の変更に応じてくれなかったり、返済すること自体が無理になってしまったのであれば任意売却をおすすめします。

そのまま放っておけば競売にかけられて強制退去の可能性もあります。任意売却であれば周囲の相場にあった価格で売却することができます。

任意売却の交渉には専門家のアドバイスが欠かせません。

仲介の知識だけでなく民法、破産法、民事執行法、債権業者との交渉経験のある信頼できる専門家に相談しましょう。

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