離婚するので家を売却したい

寂しくたたずむ家

      2016/05/28

離婚が原因の売却

日本では3組に1組の夫婦が離婚していると言われています。

これはその年の婚姻者数と、離婚者数を割った単純な数値なので実際にはそこまで高くないと思われますが、日本が世界でも離婚率が高い国になっているのは間違いありません。

離婚をするときには親権の問題、財産分与の問題などクリアしなければならない問題が山ほどあります。

マイホームの問題もそのうちの一つです。

夫婦のどちらが離婚後そこに住み続けるのか?

ローンがある場合はその返済をどうするか?

売却できるのか?

などなど家の売却一つをとっても問題が山積みです。

離婚のために家を売却することになったらどうするべきかを考えてみましょう。

住宅ローンの残債はいくら?

住宅ローンを使って家を購入した場合は、ローンの残債額によっては売却できない可能性があります。

3,000万円のローン残がある場合、3,000万以上での売却が実現しなければ銀行は抵当権を外してくれません。

2,500万円でしか売却できなかった場合は残りの500万円を一括返済する必要があります。

離婚が原因でそこには住んでいられないような状況だとしても、金融機関との契約はまた別問題になります。

家を売却して綺麗さっぱり関係を断ちたいのであれば、ローンより高く家を売却するか、足りない分を自己資金で充当して売却してしまいましょう。

また、足りない分を別のローンで補うという方法もあります。収入に問題がなければ不足分を借りて売却してしまいましょう。

差額分を用意できない場合

差額分を用意できない場合は抵当権の抹消ができないということなので、現実的に売却を行うことは不可能になってしまいます。

家を売却できないとなると、そのまま住み続けるということにもなります。

離婚した夫婦が同じ屋根の下で暮らしている稀なケースはありますが、一般的にはどちらかが出ていくことになるでしょう。

このようなときに多いのが、ローンを支払っている夫が出ていき妻がそのまま家に暮らしているというケースです。

こういったケースは少なくありませんが、とてもリスクが高いです。

夫がしっかりローンを支払ってくれればよいですが、離婚してしまった妻のためにいつまでもローンを払い続けてくれる保証などどこにもありません。

支払いが滞ってしまえば家を差し押さえられて、そこに住んでいる妻は家を退去せざるを得ないという状況になってしまいます。

このようなケースでは家を売却してしまって、すっきりしたほうが今後の問題をクリアすることができます。

家の処分をするなら離婚の前に

離婚が原因で売却をするのであれば、離婚前に売却を行ってしまいましょう。離婚してしまえばもう赤の他人です。連絡が取らなくなってしまうことも多いです。

離婚するまでにはかなりの労力を使いますが、細かいところまで詰めておくことで後々のトラブルを回避することが可能です。

住宅の問題に関しても、事前にまとめておくことで余計なトラブルを防ぐことができます。

どうしても売却したい場合

離婚という難しい問題だけに、売却が難しくても今後の関係を考えれば、どうしても売却したいということもあるでしょう。

しかし、先ほども書いたように売却しようとしてもローンが残ってしまうのであれば、一括返済しない限り売却は不可能です。

新しいローンで現金を用意するか、親戚などに頼って現金を用意するほかありません。

そのような方法でも容易することができない場合は、任意売却を利用してみるのも一つの方法です。

任意売却であれば債権者と交渉して売却が実現する可能性があります。

しかし任意売却は本来、毎月の返済が難しく滞納を起こしている人が行う方法です。

メリットは大きいですが、デメリットも少なからずありますのでよく考えたうえで検討してみると良いでしょう。

 - 任意売却