なぜマンションが新築時より高値で取引されてるの?

上昇グラフのイメージ画像

      2017/02/04

マンションが高く売れるワケ

今は空前のマンションブームですね。

日本だけでなく海外、特にアジアの富裕層や投資家が都市部のマンションを買いあさっています。

マンション価格はこのところ上昇を続け、バブルの様相を呈しています。

最近は販売価格の上昇も少し落ち着いた感がありますが、それでも首都圏のマンションの平均単価は高い水準です。

このように価格が上昇を続けているときには、新築時の販売価格よりも高額で売買されることがあります。

価格があがり続けているので持っているだけで価値が上がっていく状態です。過去のバブルと同じ構図ですね。

人気の立地では転売が可能

不動産の市況が良いとき、つまり高値で取引されているときにはマンションデベロッパーはこぞって一等地の開発を進めます。

マンション市場が低迷しているときには土地を寝かせておいて、価格が上がり始めたら一気に販売を仕掛けるわけです。

また、一等地に敷地をもっている地主さんなども、高いときに売却したほうが利益は大きくなるので、不動産市場が活況のときに売却に動き出します。

つまり、誰もが注目するような憧れの立地にあるタワーマンションを手に入れるためには、不動産市場が沸騰しているときじゃないと購入しにくい(物件がでてこない)という現実があります。

不動産市場の調子が良いということは、景気の動向も非常に良い状態で推移していいるということです。

景気が良いということは、購入を希望するお客さんのモチベーションも高く、誰もが憧れるような一等地であれば、高額でも購入したいという人がどんどん集まります。

そのなかには本当にその場所に住みたい人もいれば、投機目的や転売目的で購入を希望する人もいるでしょう。

しかし、どれだけ大きなマンションでも部屋数には上限があります。

ネームバリューが高く人気の立地にあるタワーマンションであれば、上限を超えて購入希望者が集まってくるので、購入者を抽選で選ぶことになります。

人気のマンションであればあるほど抽選倍率は高くなり、そのぶん抽選に落ちてしまうお客さんも多くなります。

ちなみに売主や販売会社に知り合いがいると抽選をせずに購入できたりしますが、そういった人はほんの一握りで、多くの人は抽選で選ばれています。

抽選に落ちた人に転売

抽選倍率が高くなればなるほど、抽選で落ちてしまう人が多くなってしまうのは先ほども書いたとおりです。

本当にその場所が好きで、そのマンションに住みたかった人は泣く泣くあきらめるしかありません。

しかし、もともと転売目的で購入した人にはチャンスです。倍率が高く、抽選に漏れた人が多ければ多いほど高額で売却できるチャンスですからね。

転売目的で購入した個人や法人はそもそも所有する予定もありません。利益がでるように高値で買ってくれる人を探します。

地方のマンションでは新築よりも高値で売却できるような物件はそうそうありませんが、現在の首都圏でネームバリューがある地域ならまだまだ新築転売が可能なところがあります。

泣く泣くあきらめた人の中には新築時の販売価格より高くても欲しいという人がいたくさんいます。

こういった人は転売目的で購入した個人や法人から、新築時よりも高い値段でも納得して購入するということになります。

受給側と供給側の思いが一致したうえで、新築時より高値で売却されていくということがあるんですね。

これが新築時よりも高額で売却されていく理由の1つなんです。

新築マンションでは規約に早期の転売を禁じているところもありますので、もしこういった物件を売買することがあれば、規約に注意して正しい取引を行いましょう。

もしかしたら、あなたのマンションも高値で買ってくれる人がいるかもしれません。

もし売却の予定があるのであれば、複数の仲介会社に査定を依頼できる一括査定を活用してみましょう。

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