急いで不動産を売却する方法とは?

2016/05/29
とにかく早く不動産を売るなら
不動産を売りたい人の中でも求める条件はさまざまです。
とにかく高く売りたいと考える人もいれば、自分が気に入った人に売りたいと考える人もいます。
つまり、『不動産を売却するというゴール』はみんな一緒でも、そこまでの過程において求めるものは人それぞれなんですね。
そういった不動産売却に求める条件のひとつに、とにかく早く、一刻も早く、売却したいと考える売主の方もいらっしゃいます。
急いで売却したいと考えたときには、どのような売却方法があるのかご紹介します。
不動産を買いたいのは個人だけじゃない
不動産を探している方で代表的なのは一般的な個人のお客さんですよ。
生活の拠点を変えるために家を探していたり、新しい家族ができてより広い家を探しているようなお客さんです。
このようなお客さんも多いですが、不動産を探しているのはそういった一般のお客さんだけではありません。
他にどういった人が不動産を探しているかというと、建売業者、建築会社、工務店、リフォーム会社などの不動産買取業者です。
不動産買取業者は購入した不動産に手を加えて販売することによって利益を得ています。
土地を購入して建売にして販売したり、中古マンションを購入してリフォームをして販売したりしています。
買取業者は決済が早い
買取業者に売却する一番のメリットは決済が早いことです。
一般の個人のお客さんに販売した場合、住宅ローンなどがからめば最低でも1か月はかかります。
しかも買主がローン審査に落ちたときには何のペナルティもありません。
業者は金額が安ければ現金で決済することもありますし、ローンの特約もないので安心して取引することができます。
確実に購入してくれて決済も早いので、急いでまとまった資金が必要ならば業者への売却を依頼しましょう。
業者買取のデメリット
もちろんデメリットもあります。最大のデメリットは売買金額が相場より安くなることです。
買取業者は購入して手を加えることによって付加価値を付けて再度販売します。
しかし、相場を大きく超えて売却することはできません。
ですので、購入費用+工事費用+利益を確保するためには相場より安く購入しなければ採算があいません。
ただし売却を急いでいる人であれば、多少安くても早く確実に売れる業者への売却はとても魅力的です。
一方で売り急いでいないのであれば、わざわざ売却額を下げる必要もありませんのでゆっくりと一般のお客さんを探すと良いでしょう。
まとめ
とにかく早く売りたいのであれば不動産買取業者への売却がおすすめです。
業者へ売却するメリットは決済が早く確実に売却できます。急いでまとまった資金が欲しいときには非常に助かります。
デメリットは売却金額が相場より安くなる可能性が高いということです。
急いで売る必要がないのであれば業者に売る魅力はありませんが、いち早く売却したいのであれば業者への売却はとても魅力的です。