相続ってなに?

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      2016/05/28

相続とは?

相続とはある人が亡くなった時に、無くなった人が所有していた財産や権利などを、その人の親族関係にあたる人たちに受け継ぐことです。

民法では『相続は死亡とともに開始する』と定められています。

つまり、どのような手続きをすることもなく、人が亡くなった時点で相続が開始されていることになります。

そのため、相続したことを知らないままの可能性もあります。

「うちの親は財産なんてないし」と思っていると、思わぬ時に相続税の督促が来るかもしれません。

また相続される財産はプラスの物だけではありません。

借金などの債務も相続されます。大きな財産が手に入ると考えていたら、債務もたくさんあってトータルでマイナスだったということも珍しくありません。

相続について争いごとになることも多いので、事前の準備や話し合いがとても大切になります。

被相続人と相続人

財産を所有していて亡くなった人を被相続人、相続財産を受け取る権利がある人を相続人と言います。

相続人になれる人は法律によって定められています。これを『法定相続人』といいます。

法定相続人とは?

法定相続人とは法律で定められた、相続を受ける権利がある人のことです。

法定相続人として定められているのは次の親族関係にあるものになります。

  • 配偶者
  • 直系尊属(父母、祖父母)
  • 兄弟姉妹

また、法定相続人には順位が定められています。

配偶者は常に相続人となります。

第1順位:子

第2順位:直系尊属(父母、祖父母)

第3順位:兄弟姉妹

高順位の人がいる場合は、その順位より下の人は相続を受けることができません。たとえば、被相続人に子がいるとき相続人は配偶者と子になります。

子より低順位の直系尊属と兄弟姉妹は法定相続人になることはありません。

遺贈とは?

財産を所有している人の中には、生前お世話になった人など法定相続人以外の人にも財産を渡したいと考える人がいるでしょう。

そのようなときに、被相続人は遺言によって法定相続人以外にも財産を渡すことができます。

このように遺言によって財産を渡すことを遺贈と言います。

遺贈する人のことを『遺贈者』、遺贈によって財産を受け取る人を『受遺者』と言います。

相続財産には税金がかかる

相続税は被相続人が亡くなったことによって取得する財産に課税され、受け取った個人請求されます。遺贈についても同様です。

相続財産には預金や株式、不動産などがあります。土地や建物などの不動産の場合は評価額を算出して税額を決定していきます。

また、相続税には基礎控除や特別控除があるので上手に利用して本来なら払う必要のない税金を払わないようにしましょう。

まとめ

相続とは亡くなった人が所有している財産を、相続人が受け取ることを言います。

相続人は法律によって定められています。配偶者は常に相続人となり、次いで子、直系尊属、兄弟姉妹となっています。

遺言によって財産を譲渡することを、遺贈といいます。遺贈についても相続と同じように相続税がかかります。

 - 不動産の相続