再建築不可の土地は売却できる?

建築中の家の模型の画像

      2016/05/28

再建築不可の土地は売れない?

現在建物が建っている土地でも、その建物を取り壊してしまったら新たに建物を建築することができない土地があります。

このような物件を再建築不可物件などといったりします。

再建築不可の土地に利用価値はほぼありません。ということは売却することはできないのでしょうか?

なぜ再建築不可なの?

住宅を建築するときにはその土地が建築基準法を満たしていなければいけません。

建築基準法には接道義務に関する項目があり、建物を建築する場合には建築基準法で認められている道路に2m以上接道していないといけません。

全く接道のない土地はもちろん、見た目は道路に接道していても、その道路が建築基準法上の道路じゃなければ接道義務を満たしていません。

このように建築基準法上の道路に接道されていない敷地については、現段階で建物があっても、新たに建物を再建築することはできなくなっています。

再建築不可でも売却は可能

こうった再建築不可の物件でも売却することは可能です。

ただし、利用価値は大きく下がってしまうため、通常の相場よりも大きく値を下げてしまうことになるでしょう。

建物が残っていても、再建築不可物件だと住宅ローンを組むことはほぼ不可能です。

こういった敷地を欲しがる人は限られます。ただし欲しがる人が全くいないかというと、そんなことは無いのが不動産の面白いところです。

たとえば隣接している敷地の所有者が再建築不可物件を購入することは多いです。

再建築不可の土地だけではほとんど利用価値がありませんが、接道義務を満たしている隣接地と合わせれば価値が格段に上がります。

他にもリフォームをかけて新築同様にして住む人もいます。

どちらにしても銀行からの住宅ローンは難しいと思われますので、現金をもっている人が購入することになるでしょう。

再建築不可物件を売るために

数は少なくても購入を考える人は必ずいるはずです。

『土地を売るときには更地で販売した方が良い』という格言もありますが、こと再建築不可物件については古くても建物は残しておいた方が良いでしょう。

リフォームをかけて新築同様にして住みたい人にも間口を広げておくことが、クセのある物件を売るときのポイントになります。

それから依頼する仲介業者は経験豊富なところに依頼しましょう。不動産の世界には専門家しか知らないようなテクニックが豊富にあります。

とくに再建築不可物件のようなクセのある不動産ならなおさらです。

経験のある会社、経験のある担当者を選んで売却依頼をするようにしましょう。

まとめ

再建築不可物件でも売却することは可能です。ただし、近隣の相場に比べて安くなってしまう可能性が高いです。

隣接地の所有者やリフォームをかけて住みたい人に売却することができるかもしれません。

再建築不可物件のようなクセのある不動産を売却するときは、経験豊富な仲介会社、担当者をよく選んで依頼しましょう。

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